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2013年1月28日月曜日

林英臣政経塾8期

京都に行って参りました。
昨年、復興をどうにか前に進めたい、よりよい形で子供たちに見せたい、そんな思いでいたところ、お誘い頂いた政経塾。
7期、東北1期という中で共に学んだお二人と一緒の写真をいただきました。

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さて、8期の認定式と一回目の講座となります。
「我々が松下村塾から継承するものとは何か」
昨年も受けたはずの授業でしたが、新鮮な感動で挑ませて頂きました。

獄中にあっても己が成すことを成そうとした吉田松陰の教えから、立志こそがはじめにあるべきという覚悟を、もう一度自覚させて頂きました。

ちょうど誕生日でもあり、同志の皆様からあたたかい祝福と激励を受け、石巻へ戻りました。

2013年1月18日金曜日

政治家の不見識を嘆く

おはようございます。
今日は渋滞少なめですが、裏道はつるつるですね。

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本日の辻立ちでは石巻市のことと、昨日の元総理について主張させて頂きました。
普段であればSNSで写真載せてしまうところですが、係争地について少し。 

尖閣諸島係争地発言ですが、係争地というのはお互いに領有権を主張しあっている土地のことで、こういった発言が日本側から出たとなれば国際社会は「日本も領有権を主張」している、「互いに主張しあっている土地」なんだなと判断されます。

言うまでもなく、尖閣諸島は日本固有の領土です。
中国側の文献からもそれは明らかであり、1968年の海底調査以降、資源と太平洋への出口として欲しているにすぎません。「こちらも固有の領土といっているのだから、相手も同じようにいっているだろうな」という程度の認識で喋っていると思いますが、それが何を意味するのかをわかっていないのは、本当に恐ろしいことです。

国際社会は自国の利益がぶつかり合う場所であり、正義や仁義、道義が通る場所ではありません。そこで疑念を持たれてしまうということは、もともとなにもないところに色をつけたに過ぎません。

この方は平和が大好きだそうですが、平和には二種類あると思います。
ひとつは戦争の間の平和。ローマの哲学者の言葉だったと記憶しておりますが、「戦争への準備が平和である」 。悲しいことに、人類という歴史で見た場合、これは的を射ていると思います。
そしてもうひとつが被支配者の平和であり、今の日本はアメリカの影響力の中でこの平和を享受している状態です。

前者は必然として、そして後者は腐敗の温床になると私は思います。
自立さえできない状況が経済にすらのしかかっている中、その生の価値をただただ生きるだけのものにしてしまう 、何もなく漫然と平和の中を生きるのもいいでしょう、しかしその平和が何によってもたらされ、だれによって維持されてきたのか、そしてなぜこうも続いてきたのかという本質を考えなければ、ことは前に進みません。安易な憲法論で終わらせることなく、歴史や文化からそれを紐解く必要があるように思います。

被災地に合っても同じような問題が山積しております。 こういった政治家がいる限り、被災地も日本もよくなれないのだとつくづく感じました。

2013年1月17日木曜日

城西国際大学様のボランティアお手伝い

塩竈市民ボランティア希望様と、城西国際大学様、ベジクラブ様提供の野菜配布のお手伝いをさせて頂きました。 

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林英臣政経塾の同志、山口たかひろさん、渡辺勝幸さんと合流し、早速活動開始です。合計4ヶ所をまわり、私はいったん石巻市へ戻りました。

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夜の飲み会にも参加させていただき、素晴らしいご縁をいただきました。
ありがとうございます。 

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皆様、雪の中お疲れ様でした!

2013年1月9日水曜日

消費税 附則18条

前提。

・増税では景気回復しません
・日本の借金は政府の借金であり、外国から借金していたギリシャとはちがいます
・デフレの本質は給料が減ること
・そもそも経済も思想もどちらがいい悪いではなく、本質は変わらねど、適切な時期に適切な手法、状況を与えるのが大事 

最近、「消費税率の引き上げにあたっての措置(附則第18条)」というのも目にしたので勉強してみました。
消費税はあがるものとなっておりますが、この18条では税率の引き上げに条件をつけております。「経済状況をよくして」おかなければ、税率はあげられません、ということです。
これ、知ってましたか?メディアはもう既定路線のように増税ありきの報道をしておりますが、実際景気は良くはありません。 

デフレの本当の恐怖は貨幣価値が下がることで経済が停滞し、給料が減ることです。
倉山先生は「生殺し 」という表現をよくされますが、まさにその通り。働けど働けど楽にならず、です。
一方でメディアがよく煽るインフレですが、物価の上昇に伴い貨幣価値が下がることです。実質、新興国を含めてインフレ傾向が続いている中、実のところ上り調子のインフレの方がいいんじゃないの?というのは察しの通り。メディアはすぐに(ハイパー)インフレが懸念されるという表現をしますが、3%目標程度では頑張ってもハイパーまで行きません。また、ブレーキとして日銀はじめさまざまな機関があるわけで、その調整の結果、安定した経済という幸福があるわけです。
今の状態は凍結された状態で、「今が幸せなんです!」を言い聞かされている状態。実際は生殺しです。 

デフレ期はものが安いと言います。ところがこの安さこそが曲者で、企業としては利益が減る、多様なサービスや品質というのが出しづらい世の中になります。 

この状況で消費税を上げれば、ますますモノが売れなくなる、その連鎖として賃金が下がるのは日の目を見るより明らかであり、被災地で懸命に頑張っている企業の足かせとなり、結果税収が減り、社会保障も弱くなります。

私はこの状況を阻止せねばならんと、仙台からその発信のお手伝いをして参りました。結果として今、18条を理解している安倍晋三先生が総理についていることは微力ながら一助になったかと思います。

先のメディアの話もありますが、18条の無視、インフレの嘘、不平等な報道など、目に余るのが事実です。その一方、そこから情報を得ている方々にとっては大事な大事な情報インフラとして、社会的役割を担っています。どういう側でも、どういう内容でもいいのですが、自分たちが社会的役割を持っているからといって中道であるだとか、正義であるという誤解だけはしないで頂きたいと思います。