Twitterタイムライン

2013年7月23日火曜日

北海道視察2日目

本日は小樽へ移動し、議会改革について視察して参りました。

昨年、石巻市議会で行った議会報告会は参加人数が少なく、そして投票率も低いまま推移している今こそ、議員自ら政治と国民との距離をつめなくては、と考えております。

小樽では平成20年から各種団体と意見交換をしており、今年からは市民と「語る会」を実施しております。
特に参考になった点は、
・各種団体との意見交換会
団体の向きから議題が絞りやすく、議論の土壌が形成しやすいこと
・レジュメの配布
2日にわたって行われた小樽市の意見交換会ですが、一日目と二日目ではアンケート評価が真逆になったそうです。それはどうしてかというと、一日目の厳しい意見、レジュメや次第が欲しいと言う言葉に真摯に答えからだそうです。

このほかにもさまざま、参考になりました。

石巻市議会も比較的開かれているのかな?と思う反面、市民の声として「議員の顔が見えない」「質問時間が短い」という批判もよく聞きます。

私個人は、やはり報告会という形式よりは、意見交換を求めていると感じており、7月にそれを実施させていただいております。
一方的にしゃべるよりは、語り合う形態の方が私は得意ですし、正直専門分野以外は目下勉強中と実感しておりますので、皆さんの意見は参考になります。わからないところはわからないでいいじゃん、と多くの仲間が言ってくださったこと、そしてそれを言った所、聞けてよかったという方が大半、幸せだなと思います。

視察の反省会でこの点を議論してみましたが、やはりみなさん、個人での報告会と議会が主体となるそれではなかなか対応が難しいという意見が多く出ました。おそらく議会内も同様の見解かと思います。
しかしながら、前記の問題点、投票率、政治への無関心をどうにかしなければ、今後の政治ではますますだれも責任をとらなくなってしまう、私にはそういう危機感があります。
このままで良くないのであれば誰かがやらなければならない、だれがやるかといえば、公僕たる議員しかいないんじゃないかと思っております。
視察で受けた刺激を、石巻に持って帰って実践するよう頑張ります。

余談ですが、小樽市の生活保護率は3314世帯。おそらく保護率は20%強かと思います。
石巻では2013年3月で1100世帯弱、10%程度の保護率ですが、保護課とお話させていただきますと急増中とのことです。義援金などの打ち切りがありましたので、復活もあるそうですが新規もあるとのこと。
先の国会で、生活保護の改正はならなかったのですが、市でできるなら、たとえば食費分をバウチャーにして地元の商店街や食品店で使えるような仕組みにできないのかなと考えています。

0 件のコメント:

コメントを投稿