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2013年12月23日月曜日

湯殿山神社、星祭に参加させて頂きました

地元にあります湯殿山神社で、星祭に参加いたしました。

お話させて頂く機会がありましたので、副総代のお話にありました道徳心の低下という話題に絡めて、先の一般質問にあった縦糸のお話を。
23日は天長節であり、陛下は常に国民、被災地のことを思ってくださっている点。そして教育勅語から流れる道徳心のあり方の素晴らしさを後世に伝えることも、今の市民の責任ではないかとお話させて頂きました。

ここからモラルハザードが叫ばれている日本を変えていく機会にしたい、そう決意を新たにしました。

手前で熱心に頷いてくださる方がいまして、嬉しい限りです。

12月定例会を終えて

本日、10時30分くらいでしょうか。
12月議会が閉会となりました。

もう少し成長しなければというところは、議会における選択肢、議事進行や反問権、あるいは動議といった言葉や用途では知っていても、どこで使うべきなのか、あるいは使えるのかというオプションについて、きちんとカードとして、あるいは武器として使えるようにしなければならないなという点です。

今回、議事進行をかけられて、自分の中の論点は定まっていたにも関わらず、次の流れが予測できないもどかしさを感じました。せめて反論できればなーと考えている中で、全体の流れは一年の中で理解したけれど、議論のツールは理解していないのかもしれないと反省しきりです。 

あべちゃんねる特別企画



さきごろ、行ってきた台湾のお話。
加美町の両国ゼミナールさんとコラボです!

あべちゃんねる第4回



詳しくは動画参照のこと!
市議会の役割という単語をお聞きしますが、その実際と市民が求めているもので違うような気がします。私自身、政治家にさせて頂いてチェック機構の部分で、政治活動との違いに戸惑いを覚えた時期もありましたが、曲げずに来た姿勢を評価してくれる方もいらっしゃいます。
台湾で得た気付きを、石巻のヨコ、タテ糸に落とすことも、重要な役割かと思います。

2013年12月21日土曜日

あべちゃんねる第2回「石巻医学部によろしくの巻」

行政から静観すると答弁がありました医学部について。


一般質問でも何件か取り上げられました。個人的には、平行して薬品系、医療系の企業誘致が出来そうならいいのですが、難しい気がします。

2013年12月定例会一般質問

12月17日、議会にて一般質問させて頂きました。

私の政治信条ですが、将来において持続可能な石巻を創造することが義務と考えております。
今回の質問でも、市民迎合とも取れる質問がありました、もちろん市民の代表として代弁することは職務かと思いますが、今の市民に責任があると同時に、将来の市民である子どもたち、そして復興という中で公金を使うわけですから、国民、タテ、ヨコ双方へ責任があると私は考えています。

・台湾について
 復興を物語化して発信し、今後のファンをITや物流を通じて獲得するよう提案
 沖縄視察から、インキュベーションマネージャーのような民間と行政を横断的に活動でき、発信力のある人材育成を提案
 台湾、飛虎将軍の例から、先人と我々が縦糸でつながっている点を指摘し、教育基本法と市民憲章にある「先人の知恵の伝承」「人の絆、感謝の心をたいせつに」 を根拠に、交流を提案

・石巻市の将来について
 包括的ケアセンター、防災センターについて、財を生むものではない点を指摘。建設そのものに反対はしないが、慎重な運用をしなければ後世のツケとなる点を強く指摘
これについてですが、特に防災センターは人も使えばハード更新もあるはずなので、かなりリスキーだと考えています
震災時に指揮所機能がなかった点からあがってきた事業ですが、野戦型の指揮所でいいと思います。むしろこういう点は自衛隊から学ぶところが多いはず

 会議の多さを指摘し、震災遺構問題などではトップダウンで決めるべきと提言 
 NPO、NGOなど、震災後出来た団体について、事業目的が民間とかぶっているケースがあり民営圧迫している点を指摘し、日常に戻る意味でも精査の必要がある点を質問。 合わせて、今年3月に話題になった「おおゆきりばぁねっと」の補助金使い込み事件を例に、補助金事業などでは独自監査の必要性を訴えました
 島根県松江市のはだしのゲン閉架措置を例に、証拠資料もなく反日的な内容を羅列しており、グロテスクな内容であるこの本が、石巻市に震災寄贈されるに相応しい本であるか質問いたしました 

 

ほか議員の質問で賛成したいものは、
・観光面での戦略についての質問
・仮設住宅から復興住宅にうつる際、エアコンやカーテンなどが廃棄になるため、譲渡して欲しいという点
・公の施設認定について
・防災、減災について、ITとの連携やオープンデータ戦略
などが興味を引きました。 

 

2013年12月14日土曜日

震災孤児について

私のところに相談にこられる内容は「事件」が多いのか、なかなか別個の案件ではかけませんが、一応は落ち着いたようなので投稿します。

いわゆる、未成年者が親権者をなくした場合、未成年後見人をつけなければなりません。昨今、未成年後見人に関する法律がかわり、複数後見人をつけることが「可能」となりました。

震災後、不幸にもそういう状況になってしまった子どもたちは、一旦は親族やこども相談センターなどに引き取られていましたが、落ち着くにつれて、この問題が顕になってきました。

複数後見人として、一般には行政書士や弁護士さんが入られるケースがほとんどです。このシステムは、財産の管理などで親族の流用などがあったため出来た制度だと思われますが(逆に、社会的地位のある後見人が使い込んだケースもあります)、これが半ば強制的に今震災では当てはめられました。

複数後見人をつけた場合、
・書類の煩雑さが軽減される
・ある程度の財産、資産運用がなされる 
・法的証明などの手間が軽減される
一方、 
・費用が発生する
・戸籍に名前が入る>成年後見人は広報できますが、未成年後見人の場合、その性質から戸籍にはいります
・通帳の名義が変更になる

と、今震災の遺族としてはなかなかハードな要求が多いのも事実。
特に費用については具体的数字がなく、個別事案でお話できるのは当人だけ(もちろん、遺産の想像がなされないようにという配慮でもあります)で、その当人にもその都度発生するのか、あるいは月ごとの発生なのか、未だにわからない状況です。
戸籍については言うまでもなく、家族の系譜ですから、そこに他人の名前が入ることに抵抗感がある人は多いでしょう。

まずいことに、特に行政マンに多い傾向なのでしょうが、言葉で説明し、説明を終えたと思い込む点が、今回の問題をこじらせた最大の原因であるように思います。
一般の方は司法、裁判所というだけでも身構えるのに、その中で納得できるような説明をしていないようで、ほとんどの方が司法不信となっておりました。 
複数後見人制度についても、弁護士、行政書士の金儲けという表現までされた方がいますし、事実、私も同じ立場だったらそう思うかもしれません。自分に必要のないサービスを無理やり押し付けられたように感じるでしょう。もちろん、この運用できちんと回っている方もいらっしゃいます、このあたりが最初の説明の問題なのかなあと思います。

一旦は現行制度での進展となりますが、たとえば戸籍の部分だけでも今の時代ですからほかに方法はあるはずですし、通帳についてもそう、グループ補助金からずっと思ってきましたが、法を変えないということは時代に追いつかない、結果として不幸を生むのだなと実感しました。

今後の進展もきちんと関わってまいります。

2013年12月12日木曜日

市政まとめ

会期中+風邪が治らないのでWeb広報は控えめな週でした。
携わったもので特に印象深いのは、

・28年度までの三年で財政調整基金63.4億円
某公共放送での報道のようですが、先日行政で話を聞いたらば、あくまで調整用基金で、報道で「赤字」とあったのは誤報という内容でした。
どうしても予算が足りなくなる、あるいは余る際に調整をかけるための基金で、平常時であれば石巻市レベルで40億が妥当ということで、残額で90億ちょっと(見込み)あるそうです。
基金という性質ですから、なるほど赤字とは違うという点は理解いたしました。 

今回の一般質問でも取り上げますが、ある意味で多ければ多いほど取り回しのしやすいものだと理解しましたので、一方的に減らすよりは増やす、抑制する対策はたてないの?という流れで質問させていただきます。

・医学部誘致へ?
私はメディアが先行しているこの 話題ですが、私は反対です。
財務部とお話させていただいた際、共通の認識でしたがこの施設は「財」を生む部分ではありません。また、公教育ではなく専門性のある分野ですから、石巻の将来において、有益である点は否定しませんがズレている気がします。
医師不足、医療崩壊などについては先輩から教えて頂きながら、勉強中ですが、医師の絶対数は不足しているものの、そこで医学部新設したからといってすぐに+になるわけでもなく、現状の医療と医師、患者の問題解決が根本の治療かと思います。
市立病院のように国の提案に飛びついている感が否めず、復興のニーズに即しているかというと疑問です。

ひとまずこれにて。 

2013年12月5日木曜日

あべちゃんねる第1回「被災地の今とはだしのゲンの巻」

第二回は12月6日、19:30予定です!



趣旨としては、復興をリアルタイムで発信するチャンネルがないんじゃないの?とChさくらの水島社長からご指摘がありましたので、当初は被災地で活躍中の方とお話をと企画を練っておりましたが、いっそソロでしゃべろうぜ!という勢いでやってしまいました。ひとりがたりは得意ではないのですが。
そいえば、中野先生の指摘は知らなかったのでありがたい限りです。新論などを読んでいてもそういう空気はなかったので、んー?という具合ですが、頭に入れておきます。
生放送中は概ね好意見でしたのが嬉しい限りです。
次回は「石巻医学部によろしく!の巻」。

2013年12月4日水曜日

台湾へ行ってまいりました!

11月28日より、3泊4日の日程で行ってまいりました!
目的は震災のお礼もありますが、震災の際のあの義援金はどうしてあれだけの額(250億円)になったのかを発信する責任が、市民代表である議員として「ある」と感じたからです。

詳細は一緒に行きました両国先生が動画で発信してくれると思いますので、私は感じた部分を。

台湾は二度めになります。
とにかく日本語が通じる点がいいのですが、私はついついちぐはぐな英語で返してしまいましてキョトンとされることが多々あります。

 

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六氏先生、日本統治下、台湾に渡りました六人の青年教育者。現地の匪賊に殺されてしまうのですが、その最後まで教育の大事さを説いた姿勢は、匪賊すら躊躇したそうです。お墓に向かったところで見知らぬお爺さんからお話頂きました、聞けばボランティアでお墓の清掃、慰霊をしてくださっているそうです。 

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飛虎将軍廟
個人的に一番行きたかったところです。詳しいところはリンク先を参考にしてもらいつつ。
こちらは国歌、海ゆかばを流して、神様に捧げているそうです。異国の地で神様になること自体がすごいことですが、それを察して国歌を流していただけるというのはとてつもなくありがたいことだと思います。

現地では小学生がつくってくれた飛虎将軍の漫画を頂きました。

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八田ダム。
八田與一技師がつくったダムで、水不足に悩んでいた台湾の田畑に潤いを与えました。昨年伺った際はこちらで慰霊祭に参加させて頂き、台北市長と面会させていただいたのを覚えております。

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こちらは高砂義勇隊慰霊碑です。
戦中、日本と台湾は一緒だったことが感じられます。

さて、この旅で確信したことは、たとえば台湾921地震の際、日本が一番最初に支援したからお礼をしてくれたとか、あるいは経済的交流があるからとか、そういうことで義援金が多くなったわけではないということです。

確かに、台湾には「倍返し」の文化があります。半沢直樹が高視聴率なのもそのせいでしょうが、それだけでもありません。

これは、日本の先人の活躍。
六氏先生の現地の教育にかけた思い、飛虎将軍の仁の心、八田與一技師の願い、そういった下地があり、また、それを正当に台湾国民が評価してくれたこと。その結果が高砂義勇隊であり、 そして2011年の行動に反映されているということです。

なんと素晴らしいことだと私は思います。  

最大の被災地として、台湾がどうしてあんなに支援してくれたのかを問い直し、教育にこれらの歴史を反映させることが、私の使命のひとつだと感じます。

たとえば飛虎将軍。同じエピソードが近代日本にもあります。
かつて入間T-33Aという訓練機が墜落した事故がありました、彼らは安全圏で脱出できたにも関わらず、眼下に見えた住宅地を避け、河川敷に機を落とすために最後まで操縦桿を引き続けました。 
震災においても、最後まで避難放送を続けた人々、あるいは避難誘導に殉じた方々はたくさんいます。 彼らを英雄視しろというのではありません。
人の中に人が宿ってこそ、人は誇りと勇気を持てるものと思います。台湾の地でその原点を見ました。
両国の絆を実りあるものとし、共通の歴史を背負うものとして、先人に負けないようしっかりと復興に邁進してまいります。 

沖縄へ委員会視察へ行ってまいりました!

11月25日より3日間、沖縄へ行ってまいりました。
大宜味村では震災支援へのお礼と、宮城新昌氏の碑を見学しつつ、市でやっている産業振興の見学を。
沖縄振興の関係か、全体的に規模の大きい事業が多く、そのまま石巻市へ持ち帰ることは難しそうです。

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市場も沖縄の独自性があるようで、そこに目をつけるベンチャー企業誘致なども行っているようです。特段若者を誘致したいという考えではないようですが、きちんと事業として成立すれば面白い地域になるのではないでしょうか。

翌日は名護市で、インキュベーションマネージャーの方と。
こちらは企業を育てて孵すことを目的とした支援事業です。面白いのは商工会とのマッチングで、関連事業も含めて1000人規模の雇用を生んでいるとのことでした。

私の目的としている若者への支援である起業というハードル超えについて、実に適切に支援されており、非常に参考になりました。
マネージャーさんが熱い方で、こういう人でないと人と人を結べないのかもしれません。滅私の心も感じさせて頂きました、しっかりと持って帰ります!