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2014年2月2日日曜日

多文化共生社会について

あけましておめでとうございます。2月ですね。
年明けにパソコンが壊れまして、更新が遅れました。 

さて、報道で出ました石巻市の多文化共生社会推進基本計画

多文化共生社会というのがいまひとつよくわからない内容な上、こういった美辞麗句を持ってきての政策は本質がズレている気がします。
総務省のWebで調べてみたところ、いわゆるリベラル思想である「地球市民」的な発想が計画の基本となっております。この思想には「外国人地方参政権」も含まれており、参政権については相互主義の観点から、また国防の観点から、私は反対の立場で主張させて頂いており、いまはすっかり勢いを潜めておりますがネット上の論調についても、この「外国人地方参政権」についてはとんでもないというものが目立ちます。

地方、あるいは文化といってもいいのですが、それがなぜその地方、文化たるかを特徴づけるのはユニークであることの一点につきます。
外国の方が石巻にこられて定住されること、あるいはそこで交流することには大賛成致します。
そこで生まれる交流や、文化同士の衝突から、新しいユニークが生まれると思うからです。
その一方、今回の計画でうたっている、

3)支えあう(外国の方との)市民生活
外国人の生活保護不正受給問題は国をあげて対処すべき問題であり、先日もありました韓国籍の不正受給者がポルシェにのっていた事件に対し、日本人のシングルマザーが受給できずに餓死している現状を考えれば、日本人に不遇を押し付けていないか?という疑問がわきます。
また、支えあうという聞こえのいい言葉ですが、文化を継承していくべきはこの土地で暮らす、あるいは馴染んだ人間であるべきで、言い換えれば地元の方であるべきです。白紙になったから他国や他地域の文化を持ってきて、つぎはぎだらけの文化形成をしてもうまくいくものではありません。自立なくして復興はなしえないのです。

4)国際色豊かな地域生活
地域に馴染んで頂く手助けはあってしかるべきですし、その点を行政が負担することも否定できるものではありませんが、まずマンパワー不足を言い訳にしている行政が、下地も作る前に691人の外国の方への支援をする前にすることがあるのではないか?という疑問がわきます。
そして、外国の方と生活する際、最もするべきは日本や石巻文化への理解促進であり、石巻市アメリカ区やチャイナタウン形成に行政が力を貸すことではありません。そもそも、彼らは日本文化への興味があってきているのであり、日本で母国語を話したいわけでも、宗教儀礼をしたいわけでもありません。その興味に対し、どれだけ自信をもって石巻と日本を発信できるかが、あるべき文化交流の形だと思います。
これは、9月定例会でも指摘していた通りで、案の定かという思いです。

よって、観光面、交流面でのコミュニケーション能力の促進には大賛成致しますし、12月の定例会でもその内容で質問させて頂きました。
説明会のおりでは軸をずらさず、しっかりと質問して内容を明らかにしたいと思います。 

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