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2014年7月23日水曜日

[視察総括] 2014年7月 北海道

今回は北海道で学んでまいりました。

・一日目、留萌=市立病院、包括的ケア関係

やはりいちばんの目玉。
特に私は市立病院について、経営だけでも民間委託化出来ないかと思っていましたので、公営企業法の部分はすごく勉強になりました。
市立病院については、経営における責任者が親方日の丸的な感覚では、絶対に債務危機が訪れます。
未だに場所、そして周辺事情についてクリアになっていない、そして赤字スタートという点から考えても、経営をしっかりしなければと思います。 

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包括的ケアについても連携を模索しながら動かしている現状を肌で感じました。
特に大学と連携し、次世代の医療人をつくるという意志は、医学部で揺れていた石巻市に一石を投じる内容かと思います。
立地ではなくどう人を惹きつけるか、その鍵を頂けたのではないでしょうか。
次の質問に活かそうと思います。 

・二日目、札幌= まちづくり、にぎわい創出

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こちらは観光地という特性を意識したまちづくりでしたので、なかなか石巻市にはマッチしがたい内容かなと思いました。
一方で起業支援、賃料の補助など、商店街を活性化させる具体的な取り組みをしている点は素晴らしいと思います。
結局のところ、人がいなければ商業は成り立たないわけで、どう人を誘導できるかを政策的に支援している点は今後の参考になるかと思います。 

・三日目、石狩=図書館

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先進的な取り組みをしている図書館として。
ICTの活用や、学校との連携など、面白いなあと思いました。
地域のコミュニティの中で「集まれる場所」として位置づけられているところが面白く、コンサートなども実施しているそうです。
一方で僻地への対処などが課題になっているそうなので、そのあたり、石巻市でも考えていかねばなりません。
 

2014年7月21日月曜日

「第一回、憲法を考える県民の集い」に参加して参りました

受付ですけど!
私の考え方ですが、政治家はそもそも政治を語る、あるいは広めるのが仕事だと思っています。

その際、活動はどうしても切っても切りはなせないはずで、私は自身の考えに共感できる団体にはトコトン付き合いますし、足りない仕事があれば何でもやります。
よく「阿部さんは謙虚だね」と言われますが、活動の根本は人で成り立っていますから、私がそこで働いて、会がうまくいき、結果、国や地域がよくなればそれでいいのです。
さて、本日は八木秀次先生のお話と、和田政宗、相沢光也先生のパネルディスカッションです。
司会は我が友、渡邉ひろし、19日のお茶会ではお世話になりました!

そもそも制定自体に疑義のあるこの問題を、今まで変えてこれなかったことが問題だと私は思います。

昨今、集団的自衛権が議論されておりますが、思想問わず、目指すは永久の平和です。
メディアは改憲、解釈変更することが戦争への道とミスリードを続けていますが、
・平和を守るようにすること=侵略国家に対しては毅然とした対応を取れるようにすることで、自分で平和を維持できるようにすること
・今のままの平和を続けるようにすること =現場職員への配慮もない現状でも、自分たちに火の粉が飛ばなければいいと考えること
双方は、平和というキーワードについては同じですが、手法、そしてその状態が長く続いた時の結果は恐ろしい物が在るように思えてなりません。

私は被災地の地方議員のひとりとして、ご遺体の前でそっと手を合わせていたあの自衛官の手枷を縛ることなく、国際社会という荒波で国を護れるようにすることが最大の支援だと思っております。

また、私はウィグルチベット、あるいは南沙諸島をはじめとするベトナムや東南アジア諸国の今を学んでいく中で、日本の果たすべき大きな役割と、その期待を感じます。
各国が貪欲な大国に恐怖している今、パワープレイヤーとして国際社会に影響力の在る国は日本しかありません。
また、これらの悲惨な問題を、自分たちの子どもや孫に味あわせてはなりません。今、目の前に在る危機はそのスタートラインだと私は思います。

自分たちさえよければそれでいいのか、違います。大震災であれだけ支援してくれた各国の誠意に答えるためにも(無論、外交のうちにそういった戦略が組み込まれているとはいえ)、そして、日本に生まれる子どもたちのためにも、互いの違いをしっかりと理解し、認め合い、平和な国際社会を残していくためにも、しっかりと地方から、この問題を突き詰めていかねばいけないと思います。

2014年7月12日土曜日

[日常]Macが起動しなくなりました ;;

活動報告書をつくっておりましたらiMac2011が起動不能に ;;

保証が切れた段階でSSDを導入してFusionDrive化してたのですが、それが主たる原因。
しょうがなくOSインストールから開始し、環境復元をしました。
原稿が飛んだので配布が遅れそうです ;; 

またデータが飛ぶのが怖いのでBlogに一時避難。

MacはTimeMachineという常時BackUpしてくれる機能がついております。
出先で使うMacBookAirのためのBackUp環境整備のために、中身をいじったせいでした。
BackUp整備のためにBackUpを使用するというのもなんだかなあと思いますw

電子データは消えれば何も残りません。
皆さんも、データのBackUpはきちんと取りましょう!

 

 

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2014年7月1日火曜日

石巻市立病院について

だいぶ、概要がわかってきましたので、整理の意味込めて。

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(市立病院Webページより)

まず、建設費ですが、137億円の内訳ですが、
(1):当初構想>70億円
(2):宮城県地域医療再生計画による増床分>34億円
(3):それらを含めてのインフレススライド >33億円

という内訳になります。
要するに倍額という報道が先行してるけど、実際は県負担分を頂くための計画変更と、あとはアベノミクスによる効果だよ、という説明でした。 

なので、(2)の分は県の計画なので県で、(3)の部分は国の政策なので国へ。
という形が理想的というお話です。

で、私自身の考えですが、「そもそも場所に疑義が在る」 、「財源の根拠が無い」
まずは場所ですが、駅前、しかも渋滞地域。駅前の再開発も並行しますが、それについても財源が不安です。しかしながら、こちらはすでに議会として可決しておりますので変更はかなり厳しい。
そして財源ですが、今後の国、県の動向次第となります。
今議会中に一定の財源についての結論は出るはずですから、その上で議員各人が意見を戦わせる形になると思います。

仮に財源がどうであれ、血税によって再建するわけですから、経営面できちんとした精査が必要だと思います。
仏作って魂入れずにならないよう、しっかりと議論してまいります。

一般質問を終えて

一般質問を終えました。

今回は、

・陳情案件について
いわゆる機関紙でもある「しんぶん赤旗」とはだしのゲンについて出ている陳情について取り上げました。
小坪しんや議員のご指摘にある通り、これは全国的に常態化しているようです。
石巻市においては、旧市からあったこと、実数を把握していないこと、勧誘については議員が行ったケースも有り、集金については議員が常態的に行っていたこと、が明らかになりました。
実数が何人か把握は出来ませんでしたが、私自身も山積みの機関紙を目撃しており、相当数、慣例化していたのではと思います。
市長自身もこの問題について初めて知ったとのことで、あとは今回の一般質問を受けて、庁舎内で聞いていた各部課長の判断になると思います。
やはり、市民から信頼を頂くためには、何事も適正運用が必要かと思います。慣例化してしまったり悪習となってしまったりしたものですから、こういった機会にぜひ、市としての健全性を取り戻して頂ければという思いも込めての質問となりました。

はだしのゲンについては再三のお願い、今回は陳情案件も賛否両論で出ておりました、麻薬や覚せい剤を助長している描写が在る本書を、学校に置く理由を強く訪ねましたが、結果は変わらず。
残念ですが、また機会を待とうと思います。

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・石巻市子供の権利条例について
権利志向が強すぎるため、義務や責任の考え方を入れた運用を求めました。
市長からは権利についてこういう風に考えたことがなかった、義務や権利について考えていくという前向きの答弁が得られました。
細かい部分は違いますが、将来的なビジョンにおいて、市長の答弁は非常に心強い響きが有りました。
そもそも権利は行使する、しないの自由があり、生きる権利や社会参加する権利などというものは、権利ではなく義務です。
権利の在り方についても行政に質問し、きちんとした考え方のもとで運用して頂くようお願いいたしました。

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・IT活用について
ICTとしての在り方や、横断的な運用を提案しました。
オープンデータについて、行政として考えていたのは素晴らしい動きだと思います。

 

以上、ですが、終了後、共産党議員の庄司さんより議事進行が出されました。
内容は、私の質問中、
「機関紙は寄付であるという」言葉があったが、ものを提供しているので寄付ではない、よって取り消しを求めるという内容です。
その後、無所属の黒須議員より、
「この議事進行に賛成し、阿部利基議員の質問の取り消しに賛成する。官邸で集団的自衛権の改悪が有り危惧している、人権侵害という言葉もあった」
とちょっと意味不明なものでした。後者については共産党議員水沢さんが、「今回だけは一番議員に賛成」という言葉が続きます。

さて、まだ議事録が出ておりませんので、私の原稿上の話になりますが、
該当部分、「機関紙は寄付の特性も持つ」とあります。
そもそも、政党内の活動費、300億の中で250億が赤旗収入である点、部課長として任意で買っている点からいっても、寄付的性質を持っているのは明らかです。
共産党議員自ら、運営費目的で勧誘、販売をしていたのであれば、明確に地方公務員法36条に違反した販売を行っていたことになります。
私に対する意見書というビラが二日前にまかれましたが、そちらとの整合性もとりつつ、撤回は一切せず、対応してまいります。

また、後者の黒須議員については、私の原稿上では石巻市議会議員政治倫理条例についての部分で「〜人権侵害などを行ってはならない」と原文を引用した部分でありますから、この条例について疑義が在るのだと思いますが、意味不明でした。

長年の悪習を断ち切れる今こそ、しっかりと行政職員には立ち上がって頂きたいと思います!