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2014年12月31日水曜日

政治に向き合うということ、一年間ありがとうございました!

今年もいよいよ終わりということもあり、何となくな今年の忘備録。

よく、「若くして政治家なんてよく決断したね」と言われます。
自分の主な原点についてはここでは書きませんが、政治への批判だけではダメなんだということを、身を持って僕は知りました。
「誰それさんは人がいい」、「考え方が似ている」、応援の声は本当にありがたい。
一方で、少しでもピントが違うと性能そのものが悪い、そんな評価を受けるのが政治家の仕事となってしまっているような気がします。
そして、一番怖いのは政治家をツールとして見ている有権者がとても多いこと。
僕は、もう少し政治って俗じゃないもの、聖なるものであるべきだと思っています。
道路や橋をかける、持ってくるのが仕事だと思っている有権者のレベルから政治家が出ればどうなるか、お互いの権力争いになり、グラウンドデザイン、戦略性を持った本当の意味での「国づくり」、「まちづくり」 ができなくなります。
そうじゃなく、例えばどうしてここに道路が必要なのかをしっかりと議論し、時にはNOをはっきり言える人、説得できる人、そんな政治家が今、本当に少ないんじゃないかなあ。
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自分は幸いにも、周りの先輩方や塾での経験などから、いろいろな政治家を多く見てきました。
三十代前半で、そういう先輩方に出会えたことは一生の宝だと思います。
そしてまた、彼らの背中を追っていくことも、まだまだな自分の中の大事な大事な縦糸なのかなあと思います。
弱者、強者、勝ち組負け組、そんな算数でしかない今の社会の価値観を、もう一度、かつて日本人が見た美しさや醜さ、潔さ、人間としての善と悪、そういった観念に変えていきたい。
被災地から、そんな政治を発信する来年であるよう、頑張ってまいります。
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ここからは雑感になりますが、政治家を事業として見ている方がいるのが非常に残念でなりません。
そもそも元を取るという観念で、命をかけて仕事ができるでしょうか?
今を変えて、自分は報われなくとも、明日の子どもたちのために何かをしたい、思想の右左関係なく、これが将来を動かす原動力である政治の原点ではないかと思います。
選挙という制度がある以上、確かに一定の思慮は必要です、しかしながら「元を取る」とか、「割に合う、合わない」そんな算数で政治を語っている方がいることが、私は本当に残念でなりません。
スーパーマンではありませんが、そういう見方をされる職業です。自らそこに足を踏み込んだのならば、精一杯、自分の信条でもって社会問題にぶち当たり、散ってしまっても何かを残す、そんな政治を、来年も徹底して参ります。
今年一年、本当にお世話になりました。

2014年12月21日日曜日

定例会終了!

19日、石巻市議会12月定例会が終了しました。

私の一般質問では、
・新教育制度について
・多文化共生社会其の二

の2大綱で質問させて頂きました。
新教育制度においては、来年以降設置義務が発生する教育総合会議においての首長の権限の大きさ、そこへの思いをまず質問し、教育へかける情熱を聞きたかったのですが、まだ検討中とのこと。
来年四月から、そして現場レベルへ浸透する時間と、なかなか時間がかかると思います。はやくやってほしいという思いでしたが残念です。 

そして、教科書問題。
2015年は中学校教科書採択時期に当たります。
今使っている教科書の比較を交えて、採択での公平・中立は何なのかを主軸に問いただしました。
教育長答弁では「中立・公正」と何度も強調されておりましたが、
・無作為の確立で天文学的な数字になる主要七科目が同じ会社になるという事象が、実際に行っている件
・開示をかけて入手した議事録中から「開示すると問題になるかもしれない」、「G社の教科書は右翼的」という発言がある点
・そもそも内容からいって精査しておらず、検定はいわば「教科書を採択に乗せるため」の検定であるから、その後のサービスや中身をしっかりと採択しなければならないのにしていない。これは医者や建築士が国家資格を持っていても、その中身で選ばれるのと同じであるという点
を論拠に質問しました。

詳細は両国ゼミナールさんにも記載あります。 

また、多文化共生について、では。
外国人の所得控除問題についてを皮切りに、先日いったセミナーでの問題点を中心に質問しました。

市の税収をどうやって確保するかというお話をしている中で、こういう計画を推進していく姿勢が私には理解できません。